キャンピングカーで家族旅行

いつもいつも私を支えてくれる家族たち。この仕事を始めてから、いや始める前からバタバタする母に付き合い、応援したり慰めてくれたり、この家族なしにはわたしはいません。
ということで!今回は次男の夢"キャンピングカーで旅したい"を叶える事に!

旅行ではなく"旅したい"という事なので行き先はぼんやりとだけ決めて行き当たりバッタリの出会いの旅です。決まっているのはキャンカーサービスさんでレンタルできるキャンピングカーのみ。しかも天気予報は大雨…どうなるやら…
いざ!加藤家の旅の始まりです。
まずは養老天命反転地へ!謎の巨大建造物が並びます。そしてだれもいない…笑。なんだかシュールな状況にテンション上がってくる変な家族。
高低差がすごいので歩くだけでもへこたれますがこれもいい運動!

雨が降り出したのでこどもの国は諦めて養老の滝へ行きました。地元で人気の小料理屋さんでお腹いっぱい飲んだり食べたり。
まとめると、養老は昭和の観光地。(ざっくり)
かつての賑わいが想像されるノスタルジックな雰囲気。(ばっさり)

飽きてしまった子供達と次の目的地を求めて車に戻ると土砂降り!でもすぐに車内は子供達のお祭り騒ぎ。キャンピングカーって最高かよ。
次は子供達のリクエストで白川郷へ。土砂降りの雨も目的地へ到着すると雨があがります。この旅はずっとそんな感じで本当助かりました。運転する主人は大変だけどね…ご苦労さま!

世界遺産となった白川郷は外国人がいっぱいでした。自然と古の日本を満喫してる様子。
私たちも囲炉裏を囲んで見たり、茅葺の屋根の中に入ったり。冬の雪深い過酷な生活を想像していると、文明の利器に負けっぱなしの自分には耐えられそうにない…だからこそ美しく見えるのかな。
あまりにもゆるすぎるフォトスポット発見。笑
こんなに映える壮大な自然と世界遺産があるのにノリノリで撮るおバカファミリーですみません…

今日の夜は高山の掛け流しの温泉で冷えた身体を癒して一泊。みんなが寝静まったら車内で仕事します。旅行にも仕事を持ち込む母ちゃんを怒るどころか励ましてくれる家族。ほんとありがとうね。わたしゃあなたたちのおかげでどこまでも頑張れるよ。

翌日はまだ家族みんな寝ている間から豪雨の中主人が運転し、起きたら松本市へワープ!そして奇跡的に快晴!(予報は土砂降りのはずだったのにね)

国宝松本城の天守閣見学からスタートです。国宝の4つの城の中でも五重の天守閣は姫路城と松本城のみ。真っ白に輝く姫路城と比べて漆黒の松本城もカッコいい!城マニアでも何でもない私ですら惚れました。
城内の階段がものすごく急(50〜60度!)なのは敵陣から攻め込まれない為らしいけれど、甲冑や着物で上るの大変だろうな…階段幅も狭く体の大きな外国人の方は降りられなくてオロオロ。ボランティアの方々が助けてました。(ホッ)本当日本人ってコンパクトだったのね。
火縄銃の展示や長篠の合戦の資料などもありました。山を遠く超えた相手と戦う武将の気持ちはわからないけど、こうして自分の住む地域と繋がっていることに何だか感動してしまいます。
城見学の後は城下町を探索。松本市内はめっちゃオシャレ。どのお店を覗いても素敵なんです。歴史と文化とアートの玉手箱やぁー。
↑こちらのサイトで松本市のイベントやオシャレスポットが見られますよ。松本市民の投稿する記者ブログなど住む人たちの街への愛情が感じられてとてもステキなサイトですよ。みんなで作り上げるまちガイドって住む人にとっても訪れる人にとっても価値があります。
松本市内をキョロキョロと歩いていると突然現れた草間彌生アート!テンションあがる!松本市美術館の館内は水玉だらけでとても可愛い。

いつもなら美術館は騒げないので嫌がる子供達だけど草間彌生アートは大喜び。親子で楽しめる美術館で、体感できる不思議アートやカラフルなオブジェに心奪われてました。
どの作品も吸い込まれ、いつまでも見ていたくなる。しかも入館料は割引があり310円なんて毎日来たい!写真は撮れなかったので是非体感しに行ってみてね。

帰り道では映画の撮影してる真剣佑くんも見れたし(ミーハー)サプライズいっぱいで幕を閉じた旅。
子供達はキャンピングカーとの別れを惜しんで寂しいらしい。"2日間ありがとー!"と叫びながら最後の瞬間までなでなでしてました。可愛いやつら。
また旅しようね!

加藤典子

愛知県豊川市議会議員。一般社団法人こどもがわらうとせかいがわらう代表理事。誰かを支えて頑張っている人を支えたい。 こどもがわらうとせかいがわらうイベントの詳細はこちらで。http://kodomogawarau.net