産後ケア事業の視察見学
今回議会で取り上げたいと思っている産後ケア事業の見学のためにじいろ助産院さんへ行ってきました。去年の起業セミナーで一緒に登壇した鈴木さわさんは助産師でこの産後ケアハウスを経営されています。
玄関を入るとめちゃアットホームな空間で思わずただいま!っていいそうになるほど。いらっしゃーい!とさわさんがお出迎えしてくれました。
全国でも産後ケアという言葉が認知され始めてますが、先日のHANAMARU PLUSでも特集されてていましたよ。この日は助産院に実際に利用されている方にもお話を聞かせていただきました。
3人子育てをした私にとっては初めての出産が遠い過去になってしまっていましたが(15年も前!!)産後2ヶ月のお母さんの話を聞いているうちにぶわーっと記憶が蘇り、幸せだけれど不安で不安で、自己犠牲と闘った日々が鮮明に目の前に現れました。
今目の前にいる初めて会った方の気持ちが手に取るようにわかるのは同じ境遇を体験したから。そして15年前の自分によく頑張ったね!と褒めてあげたい気持ちにもなりました。
慣れない子育てに戸惑うのは当たり前だと優しく見守ってくれるさわさんから出る言葉はどれもあたたかく、母親に寄り添ってくれるスペシャリストだと感じました。
産後ケアはおっぱいの相談や育児相談だけではありません。ホルモンの急激な変化や寝不足による心労やうまくいかない育児に自分を責めてしまうお母さんたちの心に寄り添ってくれ、休息を与えてくれる大切な事業です。
赤ちゃんを迎えるお母さんが不安ではなく幸せで満たされるよう、産後ケア事業が今後発展するべきものだと、今回一般質問にて議会へ提出したいと思います。
誰かを支え、頑張っているひとを支える社会に。
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