手筒奉納しました!(ガクブル…)
私の住む地域のお祭り、諏訪神社例大祭が行われました。数ヶ月に渡りここまで準備してきた諏訪連区の氏子総代、町内会、子供会、消防団のおかげで2日間のお祭りが開催されます。
住まわせてもらうこの土地のために感謝と祈りを捧げる日本の祭り。
化学も文明も発達した現代ですが、この災害の多い今、天に祈る、という非科学的であまりにも人間らしいこの行動がとても愛おしい。
伝統と文化を守ると言うと若い人たちは古臭く感じるかもしれない。
でも、確かに、私たちはこの土地で生まれ生きているという実感を沸かせてくれます。
みんなで作り上げるもの。
子供達の笑い声と爆竹の火薬の匂い、熱気。
祭りってやっぱりいい!
子供神輿や福引、餅投げや振る舞いなどそれぞれの地区でのもてなしと共に夜は諏訪青年若衆連の手筒奉納で地域の安全を祈ります。
御祈祷を受けて記念撮影。
まだ私もこの時は余裕の笑顔。笑
諏訪の町を神輿で練り歩き、公園につくと雨が降ってきました。どんどん強くなる雨の中、いよいよ手筒奉納が始まります。
若衆連はもちろん、観客のみんなもずぶ濡れ。
雄々しい音と一緒に打ち上げ花火も舞い上がり
不安と興奮で訳がわからない私。笑
今回あげるのは2度目ですが(初めては2ヶ月前の豊川手筒祭り)どちらの足を前に出すのだったかも思い出せない始末。(危険な為、きちんと決められたフォームがあります)
緊張と興奮で記憶があまりないんです…
ビビる私を笑い、どSな先輩たちはさらに恐怖心を煽ってきます。悪魔かよ。
そしていよいよその時が。
雨もいつのまにか上がっていました。
小6の息子撮影。母ちゃんの勇姿を撮って!とお願いしました。ファインダー越しにどんな風に見えたのかな。
私が手筒に挑戦した理由。
この土地の神様と地域の人たちに認めてもらいたい、仲間になりたいという思いと共に、どこかで恐怖心を超える世界をのぞいてみたいと思う私がいました。
五体満足、健康そのものの私。
元気に産んでくれた母には感謝しかありません。
でも、何か、こう、自分の恐怖の限界、死の淵の感覚とか、自分の見えていない世界をのぞいてみたい思いがずっとあるんだと思います。
自分で体験してみないとわからない、命との対峙。
たった数十秒。
結局やっぱりビビリ過ぎて記憶はあまりない。
あかんやん!!
手筒奉納一緒に体験してみたい方は私までご一報くださいね。
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