SDGsってなぁに?
フィリピン弾丸ツアーから一夜明けつくば市の視察へ行ってきました。
この視察は一泊二日のはずでしたが、台風19号の影響からもう一箇所の視察先の対応不可という事で日帰りとなり、こちらも滞在時間わずか2時間という弾丸視察です。
視察内容はSDGs(えすでぃーじーず)の行政の取り組みを学ぶこと。
個人的にはタイムリーな視察でした。
さて。SDGsってなんでしょう?
Sustainable Development Goals の頭文字を取ったもので、日本語では持続可能な開発目標と訳されます。
こういった計画や目標は文字が羅列されたものが多いものですが、イラストとカラーのアイコンが素晴らしい。さすが国連!カラフルなリングのモチーフだけでも見たことある人もいるかも。
2015年9月、国連加盟国193カ国に合意された17の目標で、2030年までに達成するというゴールがSDGsです。(具体的にはさらにここから169のターゲットがあり、232の指標が示されていますのでぼんやりとした目標ではなく細かい意図まで示されています)
”S"サスティナブルの意味は"維持できる、耐えうる"
つまり、この目標を達成できなければ人類も経済も社会も環境も耐えられないところまで来ている、と言う危機迫った目標であり、
”D"ディベロップメントの意味は発展、成長。
つまり古の時代へ後退するのではなく、この目標の元、前進し世界が進化していく事を掲げています。
”Gs”ゴールズの意味はそのままですね。私たちの未来はまっすぐこのゴールへ向かっていくということです。
(内容はイマココラボさんがとてもわかりやすくまとめられてます!)
壮大なこの世界規模の目標ですが、さてこれは私たちに直結するものでしょうか?
誰一人取り残さないと掲げられたこの国連の目標にはあなたは入っていない?
2030年まで生きている限り、私たちは実践してこの目標が正しい指針を示しているのか試さなければいけません。だって国連加盟国ですもの。
そして日本はアクションプランとして地方創生にもこの目標を掲げたので豊川市としても戦略的に挑んでいく指標となっています。わお。グローバル!
で、今回の政策課題特別調査委員会の視察、というわけですね。
…にしてもよく考えてみてください。2030年までは残りたった10年しかありません。
すでによく知られた大企業(Google、ナイキ、IKEA、パタゴニアなど)は100%達成に向けて走り出しています。
IKEAの最高持続性責任者スティーブハワードさんのスピーチはめちゃわかりやすいので見てね。
(TEDの動画はメニューを押すと字幕出るよ。13分と見やすいのでぜひ。)
実際もうすでにこの目標に賛同しない企業は淘汰され始めています。生き残り持続するために危機迫った目標であり、持続できなければ衰退するしかありません。
さて。視察先のつくば市。スーパーグローバル大学Aランクの筑波大のある先進都市。
環境未来都市、SDGs未来都市にも選ばれています。
政令指定都市ではありませんが私の中では”先鋭指定都市”だと思っています。
それでも意外な事にこのSDGsに関しては慎重でした。民官学の中では行政のスピードが追いつかないのは否めませんが、それでも大学との協働や、市民を巻き込むSDGsサポーターズなどの取り組み、企業開発支援の補助金など、つくば市も少しずつ認知度が広がっているようです。
ちなみにお隣の豊橋市もSDGs未来都市となってますよ!ぜひ視察へ伺わせてください!笑
今年官邸の発表したSDGs目標、アクションプランとして三本柱を掲げられました。
1.SDGsと連動したsociety5.0の推進
2.SDGsを原動力とした地方創生、まちづくり
3.SDGsの担い手となる次世代、女性のエンパワーメント
これらがあと10年間で目標達成されるんです。
達成されなければ持続不可、衰退です。
さぁわたしには何が出来る?
あなたには何が出来る?
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