決起大会ご参集いただきありがとうございました!

今枝宗一郎衆議院議員、藤原ひろき県議会議員、竹本副市長、諏訪連区長(前、現、両氏)来賓に来ていただき、激励の言葉を受けながら、私の想いの丈を全て話させていただきました。(壇上の倒れんばかりのお花を贈ってくれたFlowershop花坊さんありがとう!!)

だいぶ押してしまい1時間以上延長したのにもかかわらず、最後の最後まで一人も席を立つことなく耳を傾けてもらえたことに驚きを隠せません。ありがとうございます。


こどもたちのきゃっきゃと笑う声の溢れる会場で緊張もほどけ、自分の言葉が思った以上に伝えられたと思えます。


以下演説の内容公開します。(一部抜粋ですが長文となりますので注意!)

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本日はお忙しい中加藤典子の個人演説会にお集まりいただき改めて感謝いたします。ありがとうございます。激励に来ていただきましたご来賓の皆様にも深く感謝いたします。


私は人生の岐路に立っています。現在三人の子育て真っ最中であり、妻としても母としても毎日奮闘しています。


昨年秋、まだ長男も受験のさなか、石原市議が3期12年をもって引退されることを聞いて驚き、また後任として立候補してもらえないかとお話をいただいた時は、正直あまりの責務に一度お断りした経緯があります。


しかしなぜ、私はこの重い任務を受け今ここに立っているのでしょうか?


まずひとつめは私の活動する思い、こどもがわらうとせかいがわらう、というこのキーワードに大きくうなずいてくださった地域を守ってきた後援会の皆様がいたからでした。世代が違えども、こどもたちを思う気持ちは強く、そして温かいということを改めて私自身感動しました。


こうしてみんなに愛されるこどもたちが私たちを繋げてくれるのです。そして、10年先20年先30年先の未来はそのこどもたちが支えていきます


そんなこどもたちに私たち大人が教わることは本当にたくさんあります。こどもを囲む3世代が繋がり、お互いを思い尊重する社会の実現は豊川市に新しい風を吹き込んでくれると確信して活動しています。


ふたつめは、もう一つの私のテーマ、世代や性別、人種や障害を超えてフェアに挑戦、活躍できる社会を実現したいという思いが自分を突き動かしました。


私は40歳女性で、社会の中ではど真ん中、働き盛りとも言えますが子育て世代であり、また介護世代ともなります。これらを引き受ける事が多い女性という立場の中、日々思う事が多々ありました。


現代社会では、余裕がなく悲しい事件が起きてしまう事も少なくありません。そういう背景には必ず当事者の苦しみ、悲しみがあります。孤独は一番人間の生きる尊厳として辛く重いものです。


しかし、年齢に限らず何かに挑戦したり、誰かのために頑張れるという事が生きる力になると信じています。子育てや介護は本来優しく、温かいものです。しかしそれは当事者に余裕があってのことで、人を愛するということはとても自然ですがパワーが必要です。


40代としても議会ではまだまだ若手です。この40代、女性という立場で社会を支える私たちの意見を発信するということ、誰かがやってくれるだろう、では何も変わらないのだと痛感しました。


本来、多様な意見が必要な議会では世代も性別も多様でなければいけません。


それぞれの主観で物事を進めてはいけませんが必ず当事者の悩み、葛藤はあり、その声を自ら上げていく事こそが市政に反映されていきます。


すでに新時代の波は来ています!私の周りにも自分の環境に負けず、挑戦、活躍する人がたくさんいて刺激を受けています。いわゆる弱者と言われる人だって孤独を乗り越え希望を持って羽ばたいています。それは逆に『理解し合える相対者』が増えているということではないでしょうか。


女性の活躍を理解する男性と、働きに出て社会を理解する女性たち、日本を尊敬し夢を持って訪れる移住者と、移住者の尊厳を理解する日本人たち、障害者の人生を支える健常者と、世の中に貢献したいと考える障害者たち、そして、高齢者を支える若者たちと、若者の成長を支え育んでいくことに喜びを感じらている高齢者たち。


相手を理解し支え合う、新しく、優しい時代が来ています。誰かを支え頑張っている人を支えなければいけません。


最後のみっつめの理由はやはり大切な家族の支えを一心に受けていることです。誰よりも私を認め、この責任ある挑戦に立ち向かわせてくれた主人と子供には本当に感謝しています。三人もの子供に恵まれてからこの15年間、母親として本当にたくさん成長させてもらいました。


私は母親業とは世界一幸せな仕事だと思っています。心配事は尽きず、決して楽ではない仕事ですが、私が支えているようで私自身が一番家族に支えられているからでしょう。何があろうとも信じていてくれる家族がいること、これがまさに私の決意の根源であり、パワーの源です。


子供を産み、育てる中で一番学びを受けるのは親です。その恩恵を受けたからには私たちが返せるものを返していかなければいけません。


この豊川市で育っていくこどもたちに残せるものをどれだけ創り出していけるのか、そしてこの豊川市でずっと暮らしたいとこどもたちが思えるまちでなければなりません。


いい街だから好きになるのではなく、私たちが愛するまちだからいい街になっていく。それは子供たちから学ばされました。優秀な子だから愛するのではなく、無条件に愛しているからこそいい子に育ってくれるのです。


豊川市の掲げるスローガン、“子育てするなら豊川市” これをみんなで作り上げるために、無条件に豊川市を愛することでまちが成長していくのです。


市政は勝手に決められていくものではありません。人が考え作られるものであり、市民の意見があってはじめて議論され進められていくものです。声を上げずに怒ったり泣いたりするのはもうおしまいでいいのです


人が人らしく生きられるまちの実現をするためには当然、私1人が立ち上がっても意味がありません。市政はみんなで作り上げるもの、それを今一度みなさんに噛み締めていただき、投票に参加することをお願いしたいと思います。


この1週間の闘いを走り抜け、4月21日の投票日に向け全力で頑張ります。どうか皆様のジャッジを下していただきたいと思います。


加藤典子、40歳、ここに決意表明をさせていただき、走り抜けることを誓います。拙い演説でしたが最後までお聞きいただきありがとうございました。

加藤典子

愛知県豊川市議会議員。一般社団法人こどもがわらうとせかいがわらう代表理事。誰かを支えて頑張っている人を支えたい。 こどもがわらうとせかいがわらうイベントの詳細はこちらで。http://kodomogawarau.net